非常食の試食(クラッカー編)
今回は、大手2社の非常用のクラッカーを食べ比べてみました。
どちらも約5年が経過したもので、ブルボンの方は、今年2月が賞味期限でした。
品名:災害救助用クラッカー 内容量:88g(26枚入り) 賞味期限:平成25年8月 製造年月日:平成20年8月18日 製造者:ヤマザキナビスコ株式会社 栄養成分:1パック13枚(標準44g)当り エネルギー・・・227kcaL たんぱく質・・・3.1g 脂質・・・11.5g 炭水化物・・・27.5g ナトリウム・・・239mg |
品名:ミニクラッカー 内容量:75g 賞味期限:平成25年2月 製造年月日:不明(書かれていない) 製造者:株式会社ブルボン 栄養成分:1缶(75g)当り エネルギー・・・369kcaL たんぱく質・・・6.1g 脂質・・・16.5g 炭水化物・・・49.0g ナトリウム・・・628mg |
どちらの製品も賞味期限5年でパッケージがしっかりしていて、見た目は何ら問題ありません。
早速、開封してみるとナビスコの災害救助用クラッカーは、見なれた「RITZ(リッツ)」そのもの。一方、ブルボンのクラッカーは、リッツの大きさを約半分ほどにした感じです。
ナビスコは、写真のように13枚で一つのパックになっていて、これが2つ入っています。
大きさを比較してみると、こんな感じです。
左がブルボン、右がナビスコ。
まずは、ナビスコ。
製造から5年弱たっているので、もしかしたら油が参加して味が変わっていたり、多少湿気っているのではと思いましたが、全く問題なくサクサク感もきちんとありました。
ほとんどと言うか全く普通のリッツと変わらない味です。
さくっとして美味しく食べることが出来ました。
次にブルボン。
ナビスコリッツと同じようにサクサク感は普通と同じようにありました。
缶に「おやつ・携行食・非常食」と書いてある通りナビスコリッツより、少し甘味と塩味がつよく、サイズが小さいこともあっておやつ感覚でパクパクたべれました。
賞味期限が多少過ぎていましたが、全く問題無く食べることが出来ました。
どちらの製品も乾パンよりはずっとおいしくとおもいます。
問題は、飲み物が必要ということです。
かなりパサパサなので、よほど唾液がたくさん出る人でないと喉が詰まりそうになると思います。
のどが渇いているときには、食べないほうが無難だと思います。