非常食の試食(ボローニャのパンの缶詰)

今日は、災害時の非常食「ボローニャのパンの缶詰」を試食ました。

プレーン、メープル、チョコの3種類ありますが、今日食べたのは、プレーンです。

価格は、日本橋高島屋で一缶420円(税込)。
楽天などでも売っていますが、370円で送料別だったので、歩いて行ける高島屋まで買いに行きました。

大きさは、よくある鮭の水煮の缶を2つ重ねたより少し高さがあるぐらい。
そんなに大きくないのでパンとしてはちょっと高い気がします。
ただ、2年以上そのままの状態で食べられるらしいので納得するしかありません。

缶は、プルトップで簡単にあげることができます。

中のパンは、白い紙に包まれた状態で缶に入っています。
紙を破らずに引き出すように注意書きが貼ってあるので、軽く出てくるかと思いきや結構きつく入っていてなかなか出てきません。
引っ張ると紙が破れそうになるぐらいギュウギュウです。
回したり引っ張ったりしながらなんとか無事に取り出すことができました。
非常用ということを考えるともう少し取り出しやすくする工夫を期待したいと思います。

引き出したパンを包んである紙は結構油が染みています。
レンジで温めたら結構油っぽくなるかもしれません。

ただ、今回は非常時を想定しての試食なので温めずに食べてみました。

さっそくナイフで切ってみると、クロワッサンをバターたっぷりのホテルパンで作ったような感じ、つまり、デニッシュパンです。
食べてみると適度にしっとり感があり、パサパサ感もなく「普通のパン」です。
おいしいかどうかは好みによると思いますが、個人的な感想としては十分においしいと思います。
たぶん、普通のパンの状態を維持するのが大変なんだと思います。



缶から出した時には、ずいぶん小さく感じましたが、食べてみると一人で食べる量としては十分かもしれません。

ただし、普通の食パン一枚を水分なしで食べられない方は、このパンを食べる場合も水分は必要になると思います。

ドライマウス気味の方は厳しいかも知れません。

その点さえクリアできれば、非常時でもおいしいパンを食べたいという方にはおすすめです。

次回はメールプルを試食しますが、一番人気はチョコ味なのかもしれません。

チョコ味は、日本橋高島屋では在庫切れでプレーンとメープルしかなかったのです。
チョコが入荷したら、連絡をもらえるようにお願いしてきましたので入荷次第購入して試食してみます。

あと余談ですが、パンが入っていたスチール缶(ふたはアルミでした)は、非常時なので何かに使えそうです。

個人的には、パンは嫌いではありませんが、普段からパンを食べないと困るほどパン好きではありません。

1個420円という価格も各家庭で備蓄するのであればいいと思いますが、大規模マンションの管理組合や自治会で備蓄するとなると価格がネックになると思います。