マンションの緊急連絡体制について
毎日のように地震がありますが、皆様のマンションでは大規模な地震が発生した時などの緊急連絡体制はどのようになっているでしょうか?
夫婦共働き、子供たちは学校で日中は家に誰もいないというご家庭は珍しくありません。
そうした状況で地震や津波などが発生した場合、マンションがどの程度の被害を受けたかは、帰宅してみるまではわからないというのが現状だと思います。
管理会社や管理人さんに居住者の勤務先などの連絡先を渡しておいて緊急時は個別に連絡してもらうというのも現実的ではありません。
反対に、外出している居住者から管理人室等へ連絡する方法もあるかもしれませんが、管理人室の電話番号が公開されていない場合もあるでしょうし、外出先で管理会社の電話番号が調べられないということもあります。
そうなると、外出先からマンションの被害を確認することはできませんので、帰宅してみないと被害状況は分からないということになるのです。
甚大な被害を受けていてすぐにでも帰宅する必要があるのか、それほどでもないのかが分かれば、余計な心配をしなくて済みます。
マンションのホームページを開設しておいて、管理人さんに緊急時に更新してもらうという方法もあるかもしれませんが、管理人さんが緊急時に更新できるようなシステムにする必要があることや外出先から居住者がホームページを確認しなければならないことなどから緊急連絡には適さないと思われます。
もう一つの方法として、居住者のメールアドレスをあらかじめ聞いて(登録して)おいて、一斉にメールを送信するという方法もありますが、個人情報保護法の関係もありメールアドレスを公開してくれない居住者も多数出てくるでしょうし、メールを一斉に送信するためのソフトやサービスを用意する必要があります。サービスにもよりますがイニシャルコストはもちろんランニングコストもかかる場合が多いので、その点もネックになると思います。
その点、マンション管理組合専用WEBシステム「マンボー」(http://mansion-board.com/)は、理事の方々や管理人さんが掲示板に書き込むと同時に登録されている居住者のメールアドレスにメールが一斉送信されます。
メールアドレスは、携帯やパソコンのアドレスなどを居住者が自ら登録し、理事の方々や管理人などの第三者がメールアドレスを見ることはできませんので、個人情報を気にする方でもご登録いただけると思います。
さらに、マンボーは無料なので、管理組合でコストを気にする必要が全くありません。
また、分譲マンションだけでなく、賃貸マンションでもご利用いただける点も特徴です。
もちろん、「マンボー」で緊急連絡を行いためには、インターネットに接続できることが絶対条件となりますので、あまりに被害が甚大でインターネットが使えないという災害時には役に立ちません。
ただ、マンション管理組合として今後の災害に備えて、緊急連絡方法を準備しておくことは重要なことなのです。 ぜひ、この機会にマンションにおける緊急連絡体制をご検討ください。